ほとんどの方にとって、新築マンションを購入される機会って、そうそうあるものではないと思います。
初めてのマンション選びって、期待も大きいですが、不安な気持ちもかなり大きいと思います。
私自身も最初はわからないことだらけで相当不安でしたので、少しでもそんな不安を軽減できればと思い、一般的な流れをご紹介したいと思います。
1.資料請求
HPなどで興味を持ったマンションがあれば、まず資料請求をしましょう。
物件選びは情報戦です。なるべくいろいろな物件の資料を取り寄せて、見比べて、事前に周辺物件やライバル物件がどんな物件かなど把握しましょう。
Yahoo!不動産やSUUMOなどの大手物件紹介サイトであれば、電話番号を入力せずとも資料請求をすることが可能なので、こちらを活用されてもよいと思います。
2.モデルルーム予約
物件HPの訪問予約フォームから希望日を予約しましょう。
土日や祝日は満席になってしまうことも多いので、早めに訪問日を抑えておくとよいでしょう。
満席ばかりという物件は、それほど世間からの注目度が高い物件ということになりますので(一部例外もありますが)、そこも物件選択のひとつのポイントとして見ておきましょう。
3.モデルルーム訪問
「百聞は一見に如かず」。気になる物件は、実際にモデルルームや建設現地にに足を運び、物件についての様々な情報をもらいましょう。
図面や写真ではわからない細かな部分を実際にチェックしたり、営業マンに確認することで、
安心して購入に踏み切ることができると思います。
モデルルームに行くと、その後のスケジュールや価格表、図面集などもらえますので、家に帰ってじっくり検討されるのもいいでしょう。
4.住宅ローンの事前審査
現金一括払いの方は、こちらは不要です。
ただ、ローンを利用しての購入を考えている方は、住宅ローンの事前審査を受けましょう。不動産会社の提携ローンを借りる場合は、その旨を担当営業に伝えれば、事前審査を受けるタイミングや必要書類など、すべて教えてくれます。
この事前審査に通らなければ、その後の抽選会や申し込み、契約まで進む事が出来ませんので、要注意です。
審査期間は、通常1週間程度かかりますので、購入したいと思ったら、早めに事前審査を受けるようにしておきましょう。
5.抽選会登録・抽選会
新築マンションのなかには、先着順ではなく、抽選方式で申し込み者を決める物件もある。その場合は、定められた登録期間内に登録を行い、同じ住戸に登録した人がいれば抽選が行われる。抽選に当たれば、申し込みすることができる。
6.購入申し込み
「購入する」という意志を不動産会社に正式に伝えます。
この申込時に「申込証拠金」が必要な物件が多いです。
相場は、大体10万円が多いようです。
このお金は正式契約の際には、手付金の一部に充当され、契約に至らなかった場合には返却されます。
7.重要事項説明会
契約前に宅地建物取引主任者によって重要事項説明が行われます。重要事項説明は契約前に必ずやるように法律で決まっています。
モデルルームの別室などで契約予定者を何組か集めて合同で行われる事が多いです。
契約前の「重要事項説明」は住宅購入の山場で、購入後に後悔しないためにも、細かい部分まできちんと確認しましょう。
「6.購入申し込み」をすると、事前に重要事項説明資料を渡してくれるところが多いので、説明会までに事前に家で質問事項や気になる点をピックアップしておくと、当日がスムーズです。
8.契約会
重要説明を受けて、問題がなければ、晴れて契約となります。
契約会までに手付金として物件価格の10%相当額を指定口座に振り込みます。
5000万円の部屋であれば、500万円を振り込みます。サラリーマンには結構な大金です。
「6.購入申し込み」から2週間以内に契約と決まっているところが多く、この手付金は早めに手元に用意しておきましょう。
(株などで資産保有されている方は、保有株の売却から売却益の現金化までのタイムラグを考慮して早めに動いておきましょう)
これで、晴れて契約完了となります。
次回エントリでは「入居までの流れ」をご紹介したいと思います。