そもそも、何故将来にお金が必要なのか?
これは、働けなくなった老後(収入源がない)でも、安定的に生活することができるようにするためです。
安定的な生活をするには、ズバリ居住スペースが必要ですよね。
当たり前の話になりますが、これがなければ、何も始まりません。
この居住スペースについて、賃貸では、毎月の賃料が発生し続けます。
一方で、すでに自分の家を保有していて、ローンも完済していれば、賃貸と比べてかなり低い額の出費で月々済ませることができると考えられます。
賃貸派か分譲派か...
これは永遠の議題といえるかも知れませんが、私自身は老後の出費は最低限に抑えたいという考えが強かったので、やはり住宅購入はいつかはすべきだと考えました。
そして、どうせいつかは購入する予定なのであれば、なるべく早めに購入する事で、賃貸にかける費用(無駄な出費)を抑え、その分の資金を自分の家や他の生活資金にあてようと決意しました。
頭金は少なかったとしても、今の金利は低水準ですし、家賃に回す分のお金を考えたら、頭金分の金利のほうが安くなります。
こうして、分譲住宅に対して、真剣に考え始めることになりました。
マイホームを買うといっても、色々選択肢があります。
一戸建てかマンションか。
また、交通インフラが整った都心か、緑地や公園が充実した郊外か。
これについては、どれを選択してもそれぞれにメリット・デメリットがあるかと思います。
- 周辺環境
- 広い庭
- 資産性
- 安さ
- 子育て環境の充実度
などなど、色々な面でメリット・デメリットがあり、何を優先するかによって選択が変わってくるかと思います。
私の場合は、資産性と子育て環境を優先したいと考えていました。
一方で妻は、子育て環境と広い庭を優先したいようで、一戸建てに憧れていました。
資産性と庭付き一戸建て・・・・
お金さえあれば、『都心部の一等地に一戸建てを建てる』という結論が出せるのでしょうが、一般サラリーマンの場合、そう簡単にはいきません。
限られた予算でとなると、
資産性優先なら都心マンション、庭付き優先なら郊外一戸建て
と全く異なる2択を迫られることになってしまいます。
これについては、ふたりで相当話し合い、悩みました。
私も広い家で家族と伸び伸び暮らしていきたいですし、大学時代は建築学を専攻していましたので、特に自分の好きなように間取りを考えられる一戸建ての注文住宅なんかは、憧れでもありました。
ただ、将来に対する不安が多いこの時代を生きるサラリーマンとして、”家族を守ると”いうことは絶対に外せない条件でした。
(資産性について、詳しくは売却時のことを考える その1へ)
そういう意味で、資産性がやはり最優先ということになり、妻にも最終的には理解・納得してもらい、資産性を重視して都心マンションを真剣に購入検討していくことになりました。