資産価値重視なら、タワーマンションの低層階を狙え!

都心部を中心に数を増やしているタワーマンション。
一般的には地上20階建て以上、高さ60メートル以上のマンションをタワーマンションと呼ぶことが多いようです。

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今後も都心部を中心に、次々と新しい大規模タワーマンションが建設されていく予定です。
(詳しくは、2015〜2019年までの東京都内で竣工予定のタワーマンション棟数と戸数へ)

そんなタワーマンションの人気の理由は魅力は、何と言っても「眺望の良さ」でしょう。
周囲が囲まれていたり、高層ビルが立ち並ぶエリアでなければ、上層階のお部屋からは他のマンションでは得られない眺望や採光を手にすることができます。

湾岸エリアなら、東京湾やレインボーブリッジを眺め、都心エリアなら、光り輝く夜景を楽しみながらお酒なんて贅沢な暮らしが出来るのも、タワーマンションならではでしょう。

そんな感じですから、当然、高層になればなるほど、販売価格は上がってしまいます。
タワーマンションは増えてきていますが、高層階はまだまだ希少な存在ですから、価格が上がるのも当然といえば当然です。

ただ逆に、同じタワーマンションでも低層階の部屋は、割安に設定されていたりします。
そこにチャンスが眠っていたりします!
やはり高層階に人気が集中しやすいので、低層階はお買い得感を感じられる価格設定にされているのことがあるのです。
タワーマンションの特権である眺望が望めないのですから、こちらも当然といえば当然ではあるのですが・・・

タワーマンションの価値は眺望だけじゃない!

しかし、タワーマンションの価値は、眺望だけではありません。眺望以外にもさまざまな魅力があります。

タワーマンションの多くがジムや居住者専用ラウンジなど豪華で多彩な共用部分を備えられていて、マンション居住者であればだれでも利用OK!
また、タワーマンションは駅前や再開発エリアなど立地条件が良い場合が多く、規模も大きく外観も目立つことから、その土地の新しいランドマーク的存在になっていきます。「あの駅前のマンション、部屋から富士山が見えるらしいよ~」とか「高層階に芸能人が住んでいるらしいよ~」とか、こんな風にマンションの知名度があがれば、そのマンション全体の資産性が上がることになります。

つまり、低層階の部屋の場合、上層階よりも低コストで上記のようなタワーマンションのメリットを享受できるというわけです。

資産価値を語るうえでよく大事と言われているのが、「立地」と「タイミング」と「取得価格」です。

この中の、「取得価格」は、高くなればそれだけ手放す時のリスクも高くなってしまいます。ただ、安ければ何でもいいというわけではないので注意してください。安くて良い物件を見つけることが大事です。
(「立地」と「タイミング」については、また別の機会で触れさせてください。)

例えば、子供もまだいなくて、夫婦共働きで部屋にいるのは夜だけなんて方には、
昼間の日当たりなどあまり関係ないと思うので、取得時のコストは抑えつつ、ランドマーク性の高いタワマンに何年か住んで、キャピタルゲインを得てから日当たりのよい高層階に引っ越すなんて考え方も一つの選択肢としてあるのではないでしょうか。

タワーマンションの低層階の部屋。住まい選びの選択肢に入れてみませんか?