近年のタワマンいろいろなところでタワーマンションが建設されていますね。ニョキニョキと都市が発展していく模様をみていくのは、楽しいし未来を感じさせてくれます。
そこで、今年から4年でどのくらいのタワーマンションが立つ予定なのか、調べてみました。
都心である、中央区・港区・新宿区・品川区などに物件が集中しています。
そして、これらの区の共通点としては、全て都市再生緊急整備地域に指定されているエリアを保有してるという点。
都市再生緊急整備地域とは都市開発事業などにより緊急かつ重点的に市街地の整備を推進すべき地域として国土交通省からの政令で指定されたエリアのことです。
東京都では、新宿駅や渋谷駅の周辺、品川田町エリア、東京都心・臨海エリアがこの都市再生緊急整備地域に指定されています。
様々な規制緩和、税制優遇に加え、インフラの整備を重点的かつ集中的に支援する補助制度などが充実しています。これからの開発が期待されるエリアです。
マンションを資産価値の観点から考えるときにこういった再開発事業は大きなキーポイントになります。近年の再開発の特長は、単に住宅やオフィス・商業施設といった建物を建てるだけでなく、行政などと連動して道路や歩道そして公園などを計画的に開発していくことで街全体のバリューアップにつなげているということです。既存の街では難しいような広範囲の“街づくり”が行われていきますので、時とともに利便性が増していき、資産価値も上がっていく可能性が高いです。
マンションの供給過多を唱える人もいますが、デベロッパーはその道のプロです。馬鹿ではないと思いますので、むやみやたらに乱立させている訳ではなく、これからは今後ヒト・モノが集まるであろうエリアに絞って、大規模なマンションを供給していくのではないでしょうか。