おそらくほとんどの方にとって、住宅の購入は人生で一番大きな買い物になるでしょう。
誰もが住宅購入の際には、そこに住む事で叶う理想の生活をイメージされて、購入されることでしょう。住宅で過ごす時間は多い訳ですから、当たり前のことですが住宅は非常に大事な物になります。
出口戦略、考えていますか?
そんな大事な大事な住宅ですが、『売るつもり』ですか?『売らないつもり』ですか?
『売るつもり』なら資産価値を優先、『売らないつもり』なら自分の好みにあわせて物件選択といったところでしょうか。
うちの嫁もそうなんですが、「住み続けるのであれば、資産価値下落は関係ない。」と言い張っています。これは確かにその通り。
ですが、、、
不確定な未来に対するリスク管理という観点で見てみてください。
例えば病気や事故などでで収入減となれば、ローン支払いが苦しくなり、最悪の場合、資産であるマンションを手放す(=売却する)ことを考えるでしょう。
そのとき、資産の時価評価額より負債が多いと気づいても手遅れ。
そういうリスクがあると考えると、誰もが『売るつもり』で購入すべきだと私は考えています。
「投資」か「消費」か・・・
将来利益を生む「投資」としての物件なのか、減価しかない「消費」としての物件なのか。
これは購入時の物件選択によって、変わってしまいます。
日々の生活が、自分の資産を守る為の「投資」となり得る物件に住むか、「消費」にしかならない物件に住むか。
人それぞれ、考え方は違うと思います。
私は、家は家族を守るためのものだと考えています。
だからこそ、お金に余裕がない人ほど、この問題と深く向き合い、慎重に物件を選ぶべきだと思います。
それが自分を、家族を守ってくれる大事な資産になるのだから・・・