初めての住宅ローン事前審査…実はサラリーマンって有利

住宅ローン審査

住宅の購入は、ほとんどの方にとって人生で一番大きな買い物でしょう。

とくに20代なら人生経験も少なく、何千万円なんて大金に触れたことなんてない方がほとんどなのではないでしょうか?
20代にして、住宅を全てキャッシュで購入できる方がいるとすれば、

(1)事業成功者や芸能人、投資家など、一般ではありえないような年収を稼ぎだしている人
(2)非常に裕福な家の子孫で、親からの多額の援助がもらえる人
(3)宝くじや競馬などで大当たりした人

このあたりの一握りの方くらいでしょう。

当然、私にはどれもあてはまりませんので、自己資金だけでは当然購入金額には足りず、購入の際には住宅ローンを組む事が必須条件となります。

以前、新築マンションの抽選会申込時に事前に住宅ローンの事前審査が必要でしたので、そのときの体験談も雑えながら、住宅ローンの事前審査についてご紹介したいと思います。

 

 

サラリーマンの住宅ローン審査

ある程度しっかりした企業に勤めている会社員でしたら、ローンの審査は通りやすいようです。
公務員の方も同じく、ローン審査に対して有利なようですね。

住宅ローンは、非常に大きな借入額になります。当然、金融機関としても大金を貸す訳ですから、信用できる人にしかローンを組ませてもらえません。
勤務先や年収、金融資産や他の借入状況など細かく審査し、その人物が本当にその金額の返済に見合う人物か判別されます。

ここで大事なのが、審査では年収だけでなく、勤務先なども見られるということ。
とある企業の役員をしていて、年収も私の1.5倍くらいは稼いでいる、大学時代の先輩がいるのですが、その方よりも、普通のサラリーマンである私の方が、借入限度額は大きかったのです。
別に私の会社は一流の大企業という訳ではなく、業界でいうと中堅レベルといった会社です。(一応上場はしていますが・・・)

当然、物件の条件の差などもあるので、一概には言えないとは思いますが、このようなケースは意外と多いようで、中小企業の役員や個人事業主・資産家などで年収が高くても、意外と金融機関の信用度は低く、頭金を2割とか3割とか求められるようです。

金融機関は安定して収入を得られるかという点を重要視しているのではないでしょうか。

 

他に借入があると住宅ローン審査に通らない?

実は私、昨年、大きな虫歯の治療の際に、デンタルローンを組んでいました。
さらに、5年前に組んだ新車ローンもわずかですが残っていました。

他のサイトや情報誌などで、「借入が多いと信用下がる」とか「ローンが残ってるなら審査前に払いきったほうがよい」とか書かれていたので、デンタルローンだけでも返済したほうがよいのかな?と思って慌てて銀行に行き、一括で繰り上げ返済をしました。
しかし、その返済情報がローンの信用機関のデータベースに反映されるのは2ヶ月後くらいからと言われてしまったのです・・・

「ショック・・・」「終わった・・・」「てか先に言えよ・・・

と思いましたが、とりあえず、正直に審査申し込み用紙に書いて出すだけ出そうと思い、申し込みをしました。

住宅ローン審査表

この住宅ローン審査表の必要情報を埋めます

すると申し込みから4日後くらいに担当の営業マンの方から電話がありました。

『ローン審査、問題なく通りました!』

2カ所に審査依頼出していたのですが、どちらも問題なく審査通過できました。

よく、他のサイトや情報誌などで、審査時には漏れがあるとマズいとか、他に借入があると通りづらいとかって情報を目にします。

私の実体験からすると、そこまでシビアに考えなくて大丈夫だと思います。
きちんと書くに越したことはありませんが、意外とどうってことないのかも・・・と思いました。