三井不動産が開発した「Imagie」が、気になる〜

想像力と家の融合「Imagie」

三井不動産レジデンシャルが何やらおもしろそうな新企画を考えた模様です。

その名も「Imagie （イマジエ）」

住む人のライフスタイルやライフステージに応じて住戸内のレイアウトを変えられる間取りフリープランで、「Imagie」とは、imagination（想像力）と ie（家）を合わせた造語で、住む人が想像をふくらませられるすまいを表してるとのこと。

画像引用：三井不動産レジデンシャル　プレスリリース資料より

▼下記プレスリリース資料より抜粋引用

「Imagie」開発コンセプト「Imagie」は多様化するライフスタイル、変化する家族構成、すまいに対する価値観の違いに合わせた住まう方の夢を叶え続けるすまいをつくろうというコンセプトのもとに開発いたしました。現在、マンション購入者は以前のようにファミリー層だけではなく、単身世帯やシニア世帯など多様化してまいりました。暮らし方も変わり、家族間でのプライバシーよりもコミュニケーションの取りやすさを重視する傾向にあるため、以前にくらべ部屋数へのこだわりがなくなってきています。またマンション購入者の要望も、ライフステージが変わっても同じマンションに住み続けたいといった永住志向や、ライフステージに合わせて部屋も変えたいといったくらしの可変性、創造性にこだわる方も増えてきました。このような時代背景や多岐にわたるマンション購入者の要望に応えるため、「Imagie」は住む人のライフスタイルに合わせてスペースをデザインできる新しい居住空間を目指しました。

今までありそうでなかった…「Imagie kitchen」

一言でいうと、可動式キッチンです。

キッチンにキャスターをくっつけて、可動させるというものです。聞くと普通に聞こえてしまうかもしれませんが、これって今までありそうでなかった商品ですね。
前代未聞の企画に利用者がどのような反応を示すか興味津々です。

従来は天井固定型のレンジフードに縛られ、キッチンを自由に動かすことは困難でした。ただ、住む人がライフスタイルに合わせて自分でスペースをデザインしたいというニーズが増えてきている時代背景にあわせて、三井不動産レジデンシャルは、レンジフードなど小型化したオリジナルキッチン開発したそうです。

画像引用：画像引用：三井不動産レジデンシャル　プレスリリース資料より

動画を見てもらうのが一番わかりやすいかもしれません・・・

レンジフードが手元に近い位置にあるので、コンロ周りの使い勝手が少し気になりますが、キッチンで天井が区切られる事なく、LDK空間の天井を完全フラットにできている点は、住まい手にとってとても気持ちがよさそうですね。キッチン周りのお掃除なんかもしやすそうです。

キッチンは400キロ近い重さになるそうですが、キャスターを付けることで難なく移動が可能で、キャスターを浮かせて床に固定する際の安定度の問題点も、京大防災研究所の実験で震度７相当でも強度は十分であることが確認できているというので安心して使えるとのことです。

ただ、キッチンの移動は自分だけではできず、専門業者による配管接続・電気接続工事が必要（10万円以内）とのことなので、気分やイベントにあわせて気楽にというほどにはならなそうです。また、今や必需設備になりつつあるディスポーザーが非対応になってしまうようです。にしても、リフォームを考えるよりも断然コスト・時間を抑えられるので、導入メリットを感じられそうですね〜。

都心ではありませんが、「パークホームズ赤羽西」と「パークホームズ世田谷豪徳寺翠景邸」での採用が決定しているようです。